聞いて、お国なまり!
  • 閩人を代表的な例として挙げにくい。もしかしたら、「閩語をマスターしては言語学者になれる」というたわむれを聞いたことがある。なぜ八閩の方言種類がこんなに多いのか?福建語という言葉があるか?福建に旅するなら、勉強しなければならない話しことばが何だか?
  • 閩語について、易中天は「カン語はナイフのよう、客家語は輪のようだとすれば、閩語は石のようである。でもって生きた化石だ。」と議論した。中国の9大方言地域の中で、福建省はただ一つの異なる区分の方言同士ではお互いに意思の疎通が不可能である地域。更に、地形の影響で「一村に一種のなまり」がある。「よその家へ遊びに行くのも難しい」と冗談する。
  • 福建語という言葉がありません。省内の言語体系が特に複雑だ。方言の分布は行政区画と流れに沿った両岸の地域に関する。54の少数民族が分散して居住する。福建省に長く居住しているのはシェ族、回族、満州民族、モンゴル族である。力仕事するうちに濃厚な民族気風ができた。
  • 民族の集団に統計し、沿海の方言地域(閩東、閩南、莆仙)は福建人口の80%を占める。閩贛、閩北、閩中方言地域に属する竜岩、南平、三明の人口が合わせて770万人(福建人口の20%ぐらい)である。福建では社会経済の先進区が東南沿海部に間違いない。
閩東語
福州市と宁德市に使用されている言語である。中でも福州語が閩東語の代表的な方言とされる。
港の英語名の音訳と中国大陸の差が激しい。例えば、「Michael」を「ミコー」と音訳する。おかしいと思うか?実は清の末期では、初めて「Holmes」を「フーエモースー」と音訳するのは福州人の林纾だ。にっこりと笑うことか。なぜといえば、福州語には母音の「h」と「f」を分け隔てないのでこういう「美しいミス」が出てくる。
閩南語
主に泉州市、漳州市、厦門市、竜岩市で話される言葉である。
閩南語は閩語分野の重要な位置を占める。観光客では福建方言の代表とする。基本的には台湾語が閩南語に等しいだ。台湾語では日本語と台湾原住民族の言語を吸収する。一方閩南語は発声、語彙の面で、古中国語の残存が見られる。閩南語で歌う南音は現存する音楽では一番古い。
ホ仙語(莆仙語)
主に莆田市、仙游県、福州市が管轄する福清市の南部、永泰県の一部で話されている。
莆莆仙は歴史的には興化府などと呼ばれる地域であったため、莆仙語は興化話という呼び方もある。莆仙語にはホ仙戯の語彙が含まれる。共通の現代語彙もあれば、ことわざのもある。共通の語彙で深遠な文化意義をある。
ビンカン語(閩贛語)
話者は、主に広福建省西部と南部の竜岩市と漳州市に分布する。
客家とは、客家語を共有する漢民族の一支流で、中国の少数民族の扱いは受けていない。歴史上、戦乱から逃れるため中原から南へと移動した。移住先では原住民から見て“よそ者”であるため、客家と呼ばれる。「祖先の田を売っても、祖先の言葉をわすれない」。客家人は必ず客家語を話す。住む所を移しても、声調が変わらない。例えば客家の家に生まれる葉剣英。中華人民共和国元帥・全人代常務委員長としても客家語を話す。テレビに出るとき、家族のみんなが「ほら、客家人が全国人民に発言する」と冗談する。
ビン北語(閩北語)
話者は主に福建省北部にある南平市武夷山にいる。中でも建甌語が閩北語の代表的な方言とされる。
建甌語は韓国語と関連ある。この前大人気の韓国ドラマ「スターからの君」のセリフにも建甌語がある。例えば「チョタ(いいね)、シタ(いやだ)、チャニンイホー(七年以下)、ショウサロ(腹を抱える)、ジングニン(15年)」などはほぼ同じだ。「いぇり(ここ)、シフアン(好き)、デウイバキ(ごめんね)、ワソンニ(送っていく)」などは少し変更がある。だいたい同じだから、韓国語の発音にて意味が分かる。
ビン中語(閩中語)
主に福建省中部の三明市(永安市・沙県)で話される。永安語と沙県方言が代表的な方言とされる。
閩中語には中国標準語とまっ逆な意味の語彙がある。例えば「講」と「説」は特殊な使用方法がある。方言の「到処去講他(ダオチュツジアンタ)」の「講」は貶す意味を含むことばで、悪口を言うという意味だ。方言の「到処去説他(ダオチュツソウタ)」の「説」はプラスのニュアンスを持つ語で、皆の前で褒め称えるという意味だ。20世紀50年代から、福建省以外と他の閩語を話す移民が流入し、閩中語が強いショックを受け、劣勢である方言になる。