初めて平潭島を知ったのは、友人はそこに家族があるからだったが、以降は平潭総合試験区ともなり、台湾との交流の前線になりました。しかし、私をそこに足を運ばせたのは「色とりどりの城」と言われる石厝と美しい砂浜でした。
【石厝:墨絵と油絵のような石部屋】
平潭島には岩が多いの上で、四面も海、風と波は長年大きいから、普通の建築材料ではとても「耐えられない」とのことです。そして平潭の人達は現地の花崗岩という材料を利用し、建物に用いました。まず岩をそれぞれの大きさで四角い形をする塊にして部屋の主体とし、屋根は「人」の形にし、ひさしを取り消したのです。次は、アーチ形のかわらで覆い、大きい風に備えるために大きな石を数多く押したのです。
平潭では、村があるところは石厝もあります。視野を広めると、これら山の麓に、海の浜に建てられた部屋は基礎から壁まで、扉の枠から梁まで、垣から家畜の小屋まで、すべてが花崗岩で建てられたのです。村の道、井戸、海に臨む埠頭も…岩で建てられたのです。
海を越える大橋から降りて左に曲がって島を回る道路に出て、広々とする道路に沿い、北に向かってまっすぐ行って、平潭島の最北端に位置する白勝村の「色とりどりの城」を探していました。建てられたばかりの道路でナビが識別できないため、間違えて西にある蘇澳へ行ってしまったが、仕方なく直感に任せて村の道で北へ向かいました。この間違いだからこそ、名も知らない村で石厝に見つかりましたのです。部屋の上から下まで、内から外まではいろんな色がする石ばかりで、中には緑のものも混ざってあり、これは石厝との初対面というものでした。
偶然、漁師が網を編んでいるところから北へ向かうと、様々な石厝が目に入り、「色とりどりの城」のほかに、薄い墨絵のようなものもたまには見つかったのです。
白勝村に来て簡単に昼ご飯を済ませて、続けて村の道で走ったが、色彩というものを感じませんでした。幸いに、ひとりのおばちゃんの承認を受けて彼女の家の四階まで上がり、思い切り写真を撮りました。レンズの中に、石厝たちはもっと情熱に、視覚的な衝撃力のある油絵になってしまいました。並べている石の部屋は赤いものもあれば、黄色い、白い、灰色のものあり、冷たい色合いと暖かい色調と調和し、明るくて明快な画面になってしまい、美そのものでした。
遠いところでは、海と空と接続し、色を持っている石厝は山から海まで延びていき、深くて蒼い海水と港に泊まってる船とあいまって抱きし合い、目の前にくねくねとする道と、遠く霞んでる姿を覗かせる風車に、想像を走らせました。
島の向こうは蜃気楼のような感じがして、部屋は区切りよく目の前から空の彼方まで延びていきます。
海辺まで歩くと、白勝村の委員会がここにあったのかと気がつき、向こうは埠頭、港には大きかったり小さかったりする船が泊まり、様々な形で並んでいると、秩序というものも生じたが、遠くまで見ると、海、空、雲が一つになり、心地よかったです。
近い海では、海水または浜に立っている漁師の姿が見え、道具みたいなものを手に取り、蛎の類のものを取っているらしいです。
浜にあるこのような岩は、たぶん海壇島の特有な景色である海侵食地形でしょう。
【半洋石帆—石牌洋】
平潭島の北西側から西へ500メートルぐらいの海を眺めると、円盤状の大きな岩が見え、二つの碑のような柱を支える形になります。岩は巨大なる船から上げられる帆のようで、海の中を航行しているように見えます。これは平潭で名高い自然景色の「石碑洋」であります。「半洋石帆」または「双帆石」とも言われます。
看澳村から船に乗り、十数分したら岩に着きました。岩の底は平らかで、二つの柱は粒の大きい花崗岩からなっています。東側のは高さが33メートル、幅が9メートル、前後8メートルで、周囲57メートルになります。西側のは高さが17メートル、幅が8メートル、前後8メートルで、周囲39.9メートルになります。二つとも四角い形に近くて、岩の上に立てられるのです。地理の専門家の研究によると、世界一の花崗岩ボール状風化侵食柱らしいです。
【龍鳳頭海水浴場】
平潭島の南にあり、タウンまで1.5キロ離れているのです。浜辺は幅が500メートル、長さ9.5キロ、傾斜度が2.2度、全国でもっとも大きい海水浴場の一つです。ここの沙が白く輝き、礁が点在しており、後ろには森の茂みです。浜では車を走らせることもでき、海の中で楽しく遊ぶこともできます。
平潭島の砂浜は、沙が細かく、上に横になっても嫌な感じがしないことは特色であります。そして砂がとても白く、日差しに照らされた砂はなんとミルクの色に近くて、とてもきれいです。また、砂浜は平らかで、視野も広くて、ビーチバレーボールとかフリスビーのスポーツにもいい場所になります。ほら、楽しく遊んでるでしょう。
離れるころに、ある高いところの石部屋を見てきてくださいと呉さんに言われたました。彼は、海では風が大きいから、高いところには部屋を建てないと言ったが、この二つの部屋はどうしてこうして風と波に向かって立てられるのでしょう。
お寺らしいです。
車からちょっと取った写真だけど、石厝は道具のように背景に張ってあるように見えます。
日が沈み、夕暮れが訪れ、夕焼けの下で—帰ります